天川 茜(あまかわ あかね)
「そよ風の巡る町」の主人公。
やや無表情気味だが、悪いやつではない。
一人前の妖怪になるための社会経験をするために人間の町にやってきた天狗の少年。
現在東雲家にお世話になっている。
生まれてからほとんどの時間を天狗の里で過ごしたため、人間の文化や慣習にやや疎い。
年齢のわりに背が高いが、これはこの作品の天狗という種族全体の特徴である。
人間の母と天狗の父の間に生まれた半妖。見た目が人間に近いのもこのためである。
15歳
身長 183㎝
誕生日 10月28日
東雲 楓(しののめ かえで)
生粋の日本人でなおかつ人間であるにもかかわらず金髪の少女。人間の町で妖怪退治をしつつ暮らしているが、まだまだ半人前。
喜怒哀楽がすぐ顔に出る。
早とちりや失敗も多いが、ものごとを深く考えない性格なのでだいたいすぐに立ち直る。
ここ最近はゆきのイタズラに振り回されていた。
16歳
身長157㎝
誕生日 11月9日
東雲 彰(しののめ あきら)
楓の父親。楓と同じく妖怪退治をしているが、同時に研究もしており、本を出版している。
楓には早く一人前になってほしいと思っており、時に厳しく接することもある。
真面目な性格だが、整理整頓が苦手で、彼の部屋には常に妖怪に関する資料が散乱している。
数十年ほど前に山を荒らして回っていた凶暴な鬼を退治したことから、妖怪たちからは敵に回してはいけない存在だと認識されている。
本人曰く、「もうあの時ほどの腕前はない」らしいが…?
40代後半
身長175㎝
誕生日 12月11日
陽(はる)
茜の親友である妖怪。
虎と竜と人間をかけあわせたような姿をしているが、彼がどんな種族かは誰も知らない。
普段は夏でも雪の残っているような山の頂上付近に暮らしているが、正直誰も来なくて寂しいのでたまに天狗の集落に遊びに行ったりしている。
龍神さまのもとで雨雲を管理する仕事をしている。
三年に一度、春に角が抜けて生え変わる。抜けた角には強い力が宿っており、笛に加工すると雨雲を呼び寄せる笛になる。茜はこれを所持していたがとある騒動を起こしてしまったため、今は陽に返している。
年齢不詳
身長173㎝
誕生日 不明
桜(さくら)
銀ノ星神社で巫女さん代理をしている狐の少女。これでも昴の遠い子孫。
基本的に真面目だが人間の噂話が好きで、参拝客の話にいつも聞き耳をたてている。
見た目は10代後半の少女そのものだが、実年齢は80歳以上あるとのこと。
年齢に頓着しないので何年か前から数えるのをやめてしまった。
ちなみにこの漫画の妖怪や神様のほとんどは自分の年齢を正確には覚えていない。
80歳前後(?)
身長160㎝
誕生日 4月15日
昴(すばる)
銀ノ星神社に祀られている豊穣をもたらす狐の神様。元は妖怪だったが長く生きているうちに神様になった。
妖怪としては非常に強大な力を持っているが、神様としてはまだまだ未熟。
数百年ほど前に人間と結ばれた。桜はその時生まれた子供たちの子孫の一人。
真面目で心優しいが、人間に甘すぎるところがあり、周りの神様から「神としての威厳を保つために、もう少し人間に厳しく接するべきだ」と頻繁に警告されている。
1400歳ほど
身長 175㎝
誕生日 不明
天川 ひいろ
茜の双子の妹。過去に茜を切りつけてしまった結果、危険な存在であるとみなされ、天狗たちの集落から離れた場所にある小屋に5年ほど閉じ込められている。
普段は物静かで一見会話が通じるように思えるが、情緒が不安定で、なんの脈絡もなく怒る、泣くなどの言動を繰り返す。
茜からの手紙は受け取ることができるものの、ここ5年は声を聞くことも姿を見ることもかなっていない。彼女の精神状態を心を読んで確認できる妖怪、覚以外の妖怪とはほとんど接触のできない状況である。
茜と同じく半妖。
15歳
身長 170㎝
誕生日 10月28日